訪問看護は働きやすい?現役訪問看護師が選ぶ【訪問看護の魅力10選】

迷える看護師

訪問看護師に転職を考えているんだけど働きやすいのかな?
訪問看護の魅力ってなんだろう?
実際に働いている人の声を参考にしたいな。

私は病棟経験1年から在宅看護師へ転職しました。
「訪問看護は辛い」というような噂も耳にしていたので始める前は少し不安だったのも事実です。
ですが今はあの時飛び込んでみて良かったなと心から思っています。
本日は実際に私が感じた訪問看護の働きやすさ、その魅力について紹介します♪

この記事の内容:
〼訪問看護は働きやすいのか?への回答
〼訪問看護師の魅力10選を紹介

目次

結論:訪問看護は働きやすい!!

実際に訪問看護師をしていて思うことは、非常に働きやすい!ということです。
病棟看護師時代と違って、とても生き生きと働くことができています。
訪問看護には「働きやすい魅力」がいっぱい詰まっているからです!
これから訪問看護のその魅力を10個紹介します!

そもそも訪問看護って何?

訪問看護とは、看護師などが居宅を訪問して、主治医の指示や連携により行う看護 (療養上の世話又は必要な診療の補助)です。 病気や障がいがあっても、医療機器を使用しながらでも、居宅で最期まで暮らせるよう に多職種と協働しながら療養生活を支援します。

公益財団法人 訪問看護財団「訪問看護とは(医療・福祉関係者向け)

訪問看護師は患者さんの自宅に赴いて看護を提供しています。
超高齢社会の昨今では自宅療養のニーズが高まっているため今後どんどん需要が増えていく看護サービスと言えます!

実際には以下のようなことをしています。
状態観察
清潔ケア
在宅酸素の管理
膀胱留置カテーテルの管理
点滴類(皮下留置・静脈留置)
服薬管理
看護内容は病棟と大きくは変わりません。

訪問看護師は働きやすい!その魅力10選

では訪問看護師に転職してみて実際に私が感じた「魅力」を10個紹介します。

①多重課題に追われずケアに集中できる
②残業が少ない
③一人の時間が持てる
④夜勤がない
⑤素敵なお店を発掘できる
⑥患者さんが生き生きしている
⑦自分のスケジュールで動くことができる
⑧ビジネスマナーやビジネスの視点が身につく
⑨直行直帰、時差出勤、テレワークなどの制度がある
⑩委員会や係など看護以外の仕事が少ない

①多重課題に追われずケアに集中できる

病棟では患者のケア、入院対応、急変対応、他職種や家族への連絡調整、ナースコール対応…などなど。
日々多重課題に追われていますよね。そんな毎日に疲弊しているナースさんも多いのではないでしょうか?

訪問看護では患者さんのケアの時間が決まっています。
まれに臨時訪問が入ることもありますが基本的にはスケジュール通りの勤務になります。
そのためケアに集中することができます。
病棟の頃は
「今日は何時に帰れるかな〜」
と毎日ぼやいていた私ですが今は
「今日は後2件で訪問終了だ〜」
と、予定通りの毎日に心穏やかに仕事することができています(^^)

②残業が少ない

残業は非常に少なくなりました。今は月5時間程となっています!
病棟の時は毎月10時間以上残業をしていたので単純に半分になったことになりますね!

実際の看護師の残業時間ってどのくらいかご存知でしょうか?
以下は2017年の日本医療労働組合連合会の調査結果です。

日本医療労働組合連合会 看護職員の労働実態調査 2017年 参照

5時間未満と回答した方は全体の3割程度。約半数の方は10時間以上残業しているという結果でした!!
この表と比べてみても実際に訪問看護師として働いている私の残業時間が少ないことがわかります。
お陰様で仕事終わりは習い事やお買い物などと満喫しています♪

③一人の時間が持てる

訪問看護は利用者さんのお宅を自転車や車で回ります。その移動時間は自分一人の時間です。
病棟では常にチームで動き、周りの目もあって気を抜くことができませんでしたが
訪問看護ではこうした一人の時間にふと肩の力を抜くことができます
時には空いた時間をカフェや公園で記録をしながら過ごすこともあります。
病棟だと外でゆっくり休憩を取ることもままならないですが
訪問看護では適度に一人の時間を持つことができるため今の働き方を非常に気に入っています♪

④夜勤がない

病棟での勤務の中で一番苦手だったもの、それは夜勤

眠いし
人少ないし
患者さん不穏になるし
拘束時間長いし
生理不順になったりと健康に悪い!

夜勤って辛いですよね。
夜勤が嫌で病棟を辞めた人も多いのではないでしょうか。
私はそのうちの一人です!!

訪問看護は夜勤がなく日勤勤務が基本です。そのため規則的な生活を送ることが出来ます。
もうこの理由だけで訪問看護に転職するだけのメリットがあるのではないでしょうか!!!

⑤素敵なお店を発掘できる

訪問をしているとその地域に詳しくなります。
そして、訪問中におしゃれなカフェや美味しそうなパン屋さん、安くて美味しいお弁当屋さんなどを
発見することがあります。
またランチを外で食べたり、訪問と訪問の空き時間をカフェで過ごしたりすることもあるため
お気に入りのお店が増えていきます(^^)

「今日は〇〇方面の訪問だからランチはこのお店に行こう」
というような仕事の合間の楽しみもできます。
※現在コロナのこともあり基本ランチは自宅に帰って食べてます

病棟の時は1日中病院から出ることができず
ピッチを持ちながら先輩たちに遠慮して隅で食べていたので全然休んだ気がしなかったのですが
訪問看護に移ってからはお気に入りのお店でゆっくりランチを楽しむことが出来ています。

私は一時期ドラマの影響で
「小さいカバンを持って外にランチに行くOLさん」
に非常に憧れておりましたので現状に大変満足しております!
結構な数の看護師さんが私同様OLランチに憧れているのでは??と勝手に思っています。
また、仕事終わりには近くの素敵なケーキ屋さんでお土産を買って帰ったりしています♪

⑥患者さんが生き生きしている

病棟では不穏だった患者さん、元気がなかった患者さんが自宅だと生き生きし始めるというのは本当によくあることです。

退院サマリで「病棟では手がつけられないほど不穏で攻撃的だった」という方も自宅ではニッコニコ。
「いつもありがとう。また来てね」
と言ってくださる。
退院カンファレンスでは覚醒が悪いと言われていた方が自宅に帰ってきてから非常にシャキシャキし始める。

上記のエピソードは実際にあった出来事です。
病棟時代は帰宅後の患者さんの生活を想像することが出来なかった
(正確にはそこまで余裕がなかった^^;)ため転職したばかりの頃は非常に新鮮でした!
そんな患者さんたちを前にしているので私自身も大らかな気持ちで看護に臨むことができ、精神衛生が安定しています笑

⑦自分のスケジュールで動くことができる

全国のナースさん。
「Drがなかなか指示入れてくれない‼︎仕事が終わらない‼︎」
「臨時検査入った‼︎午前の予定組み直しだ‼︎」
こんな経験はありませんか?
私はあります。大いにあります。
定時丁度に、主治医に「今すぐ血培とって」って言われた時は卒倒するかと思ったし
帰り際に「夕分の内服薬変更で」って言われた時は思わず
夕勤に送ってくださいよ!」って言いそうになりました(^_^;)

訪問看護では基本的に1日のスケジュールは自己管理になります。
最初のころは調整が大変でしたが
患者さんの了解が得られれば訪問時間を変更したり別日に振り替えたりが出来るため時間有休などの調整をつけやすいです。
休憩時間も自身で調整できるため、混雑する昼時を外して少し遅い時間にランチするなどの融通が効くのが嬉しいです(^O^)

自分の采配で動くことができるというのは非常に働きやすいと実感しました。

⑧ビジネスマナーやビジネスの視点が身につく

看護師をしているとなかなか名刺交換の場や営業をする機会に遭遇することはありませんよね。
患者さんを地域で支えていくためには看護師のほかにヘルパーや医師、ケアマネジャー、セラピストやデイサービス職員、家族といった人々が必要になります。
他事業所の方との連携が必須ということです。
そのためご挨拶での名刺交換やメール・電話でのやり取りをする機会が出てきます。
時には他事業所に赴いて営業を行うこともあります。
訪問看護は集客をして依頼を受けなければ生き残っていけませんからね(^_^;)

初めのころは「営業なんて嫌」と思っていましたが
営業を始めて、マーケティングにも興味を持ち、自分の世界が広がった気がします。
また訪問看護は「看護サービス」を売る仕事になるので
自分たちが時間にしていくらの価値を持って看護をしているのか」という視点を持つようになり、看護の質を追求する姿勢になりました。
そしてお金の回りに目が向くようになるため、自然とマネーリテラシーが向上しました。

ひるね

病棟の時は消耗しすぎていて
・ミスをしないこと
・必要ケアを回り切ること
・事故を起こさないこと
そんなことばかり考えてしまい
看護の質もへったくれもありませんでした…

⑨直行直帰、時差出勤、テレワークなどの制度がある

2020年コロナが猛威を振るったこともあり、私の会社では
直行直帰
時差出勤
テレワーク

が導入されました。
これにより、自宅から訪問先に直行し訪問が終了したら自宅に戻り在宅で記録等の作業を行うことが出来ます。
もちろん必要に応じて出社も出来ますが、定時に必ず事務所にいる必要がないため
訪問時間に合わせて出勤時間をずらしたり、帰宅時間を早めたりすることが出来ます。
完全にテレワークをするというのは難しいですが、自由度の高い勤務体系になり非常に働きやすさを感じています。

⑩委員会や係、看護研究などの煩わしい仕事が少ない

病院の委員会仕事ってとても大変ですよね。
私が勤めていた病院では委員会の会議のために日勤終了後に集まっていることもありました。
残業削減のための委員会のミーティングが定時後に行われていることに戦慄した記憶があります笑

今はそんなこともなく、日々患者さんの看護に集中することが出来ています。
事業所にもよるかもしれませんが、訪問看護事業所では委員会や係仕事がないor少ないことがほとんどです。
看護業務に専念できるという点で、とても良い環境だと思います。

まとめ:訪問看護は働きやすい!魅力がいっぱい

訪問看護は魅力がいっぱいで非常に働きやすいです!

①多重課題に追われずケアに集中できる
②残業が少ない
③一人の時間が持てる
④夜勤がない
⑤素敵なお店を発掘できる
⑥患者さんが生き生きしている
⑦自分のスケジュールで動くことができる
⑧ビジネスマナーやビジネスの視点が身につく
⑨直行直帰、時差出勤、テレワークなどの制度がある
⑩委員会や係など看護以外の仕事が少ない

以上10個お伝えしました。訪問看護の魅力が少しでも伝わったでしょうか?
訪問看護師という選択がもっとメジャーになると良いなと思っています♪

訪問看護に興味が湧いた人はぜひ転職先として検討ください!

■訪問看護の仕事が知りたい人

https://libenurceblog.com/visiting-nurse/visiting-nurses-work/800/

■訪問看護の大変なところを知りたい人

https://libenurceblog.com/visiting-nurse/visiting-nurse-difficult-points/529/

■若手が訪問看護師に転職する時に読むべき記事

https://libenurceblog.com/visiting-nurse/working-without-clinical-experience/706/
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この記事を書いた人

急性期外科病棟を1年で退職し転職も失敗/派遣ナースを経て現訪問看護師/ 病棟外のナースキャリアについて提唱したい/夢はナース×ブロガー/ 「看護学校受験」「看護学生向けのお役立ち情報」「若手ナースの転職」「訪問看護師の働き方」について情報発信しています。

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