進学するなら看護大学か専門か?【看護大学を選択するメリットを解説】

受験生

看護師を目指しているんだけど看護学校か大学かどっちにしたらいいの?
看護大学と専門学校の違いって何?
誰か教えて〜。

こんんちは!ひるねです。
私は一般大学を卒業後に看護専門学校へ進学した現役ナースです。
看護系に進学しようと思っている方の中で、上のような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか?
私も当時は非常に迷いました!
今回は私の経験をもとに看護大学と専門の違いを看護大学のメリットに着目しながら解説します。

この記事の内容:
〼看護学校の種類の解説
〼大学と専門の違いと大学を選んだ場合のメリットについての解説

目次

そもそも看護系の学校って何があるの?

看護師を志す場合に、選択肢となる学校は以下の通り。

同じ看護資格ですが、その「成り方」はこんなにあるんですね。
このほかにも准看資格取得後に2年間養成学校に通う方法や、既に他の大学を出て学資を持っている人は看護大学3年時編入をする方法などがあります。

看護大学を選択するメリット

看護大学のメリットについて解説します!

①看護学士を取得することができる。
②時間に余裕がある。
③看護師資格のほか、助産師や保健師の資格を取得しやすい。

順番に解説していきます。

看護学士を取得することができる。

看護大学を卒業すると「看護学士」を得ることが得ることができます。
ちなみに、専門学校卒であると得られる称号は「看護専門士」です
ちなみに大学も専門学校も卒業して得られる資格は「看護師国家試験受験資格」であり、これに差はありません。
これは「看護師の国家試験を受けることができますよ〜」という資格です。
そして看護師国家試験に合格して初めて「看護師」の資格が得られます。
ここで取得できる「看護師」の資格は大卒・専門卒で違いはなく同じ資格なのですが、
就職や進学に大きな差が生まれてしまいます。

大卒ナースは給料が優遇されている!!

専門卒ナースよりも大卒ナースの方が平均の月給が高い病院が多いです。
病院にもよりますが、年数が上がるごとに大卒ナースと専門卒ナースの給与の差はどんどん大きくなっていきます。
数万円違うことも!!

ボーナスの額や夜勤手当ての額まで大卒ナースの方が高い場合があるんですよ。
仕方がないとはいえ… 残念です(涙

進学するときに有利

あなたが「専門看護師」を志したいと思ったら大学院に進学する必要がありますよね。
大学院を受験するにあたって受験資格に「学士を持っていること」を指定している看護大学院は多いんです。
中には経験年数などの条件を満たせば専門卒ナースでも受験することができる大学院も存在しますが、まだまだ少ないのが実際のところ。
もしあなたが大学院進学まで考えているのなら、初めから看護大学へ進学するのがおすすめです。

時間に余裕がある。

多少の違いはあれど、看護師養成のためのカリキュラムを3年間でこなす専門学校に比べて大学の方が時間に余裕がある場合が多いです。
これ、本当に大事なんですよ…。
看護専門学校の場合、3年目はずっと実習。看護実習って「寝れない」が予測ワードに来るくらいハードなんです。課題も多いし、合間にテストもあるし、指導者さん怖いし…。
それが1年間、インターバルなしにやってくるんです。
一方で看護大学は専門よりも1年間余裕があるので、各実習期間にしっかりとインターバルがあります。
また夏季休暇や春季休暇など休暇の期間も長いですし、そうした期間を使ってサークル活動などの余暇活動を行なっている看護学生さんもいます。
休みが多い分まとまった時間が取れるので、大学生の方がアルバイトもしやすいですね。
何よりもずっと看護の勉強だけをしていると気が荒んでしまいます。

看護学生として学びながら、しっかりとキャンパスライフも楽しみたい!という学生さんには看護大学がオススメです。専門学校は正直それどころじゃありません笑

助産師や保健師の資格を取得しやすい

もしあなたが看護師の他に看護師や助産師の資格を取得したいと考えているのなら
初めから大学に進学することをおすすめします。
なぜなら専門学校では助産師や保健師国家試験受験資格を取得できないことがほとんどだからです。
(稀に保健師の受験資格を取得できるカリキュラムの学校もありますが、そのような専門学校は4年制です。)
以下は保健師国家試験の受験資格について定めたものです。

第十九条 保健師国家試験は、看護師国家試験に合格した者又は第二十一条各号のいずれかに該当する者であつて、かつ、次の各号のいずれかに該当するものでなければ、これを受けることができない。

一、文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣の指定した学校において六月以上保健師になるのに必要な学科を修めた者

二、文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、厚生労働大臣の指定した保健師養成所を卒業した者

三、外国の第二条に規定する業務に関する学校若しくは養成所を卒業し、又は外国において保健師免許に相当する免許を受けた者で、厚生労働大臣が前二号に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めたもの

引用:厚生労働省 保健師助産師看護師法(昭和二十三年法律第二〇三号)

非常に簡単に言うと、看護資格を持ってて保健師養成にかかる学科を修めた人が受験できるよってことですね。
看護専門学校では看護師養成のためのカリキュラムを組まれているため、助産師・保健師の国家試験資格を取得できません。
専門学校卒業後に保健師や助産師になりたい人は大学へ編入するか、助産師・保健師養成学校に入学する必要があります。
一方で保健師コースや助産師コースを設け、大学4年間で看護師と保健師または助産師の資格が取れるようにカリキュラムが組まれている看護大学も少なくありません。

近年では大学院に移行傾向

近年では助産師養成・保健師養成のコースは、大学ではなく大学院に移行する動きが主流となってきています。
実際に全助産師養成校(大学院+大学+養成所)のうち、平成14年には47%を占めていた大学は、
平成30年には39%にまで低下しています。
一方で大学院は0%から18%に増加しています。
(参考:文部科学省 「2019年度 看護系大学に係る基礎データ」)

将来、助産師や保健師として活躍したいと考えているのなら初めから看護大学を選択することが良いでしょう。

看護大学のここは注意

これまで看護大学の良さについて説明してきましたが、看護大学を選択する上で以下のことに注意しましょう。

①専門学校よりも学費がかかる。
②専門学校よりも看護師になるまでに時間がかかる。
③専門学校よりも数がなく、選択肢が少ない。
④専門学校よりも進学する上で高い学力が必要。

詳しいことは【看護専門学校はコスパ最強!?専門学校と大学の違い】をご覧ください。

まとめ

看護大学をお勧めする理由としては
①学士が取得できる。
②時間に余裕がある。
③看護師資格のほか、助産師や保健師の資格を取得しやすい。
以上を挙げてみました。

看護大学の方が長期的にみた時に専門卒ナースよりも有利なことが多いです。
もしあなたが進学先を看護大学か看護専門学校かで迷われているのなら、ぜひ参考にしてみてください。

次回は看護専門学校のメリットについてお伝えしていきます。

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この記事を書いた人

急性期外科病棟を1年で退職し転職も失敗/派遣ナースを経て現訪問看護師/ 病棟外のナースキャリアについて提唱したい/夢はナース×ブロガー/ 「看護学校受験」「看護学生向けのお役立ち情報」「若手ナースの転職」「訪問看護師の働き方」について情報発信しています。

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